2019年03月

2019年3月13日


屏風浦駅(京急本線)--①清水坂--林香寺--(森三交差点)--稲荷社--(屛風ヶ浦バイパス)--浅間神社下宮-②汐汲坂(表参道)--森浅間神社-③南向坂(北参道)-朝日不動滝--国道16号--④プリンス坂--磯子旧道--⑤岡村富士見坂(七曲り坂)--天神道路-岡本公園--岡村天満宮--⑥天神坂--四間道路--密蔵院--磯子橋(堀割川)--八幡橋八幡神社--稲荷大神社--根岸八幡神社--根岸旧海岸線の森--根岸旭台公園--子育地蔵尊-大聖院--根岸駅(JR根岸線)

        【ル-ト地図
IMG_2315
清水坂(坂上方向)
道路工事の際、大量の清水が湧き出たのでついた坂名という。
植込みの中に坂標が立っているというが見つからなかった。
IMG_2319
林香寺
森三交差点で左折し北に向かう。
屛風ヶ浦バイパスの手前に小さな稲荷社がある。
IMG_2325
浅間神社下宮(説明板
IMG_2327
急な石段を上ると森浅間神社の表参道の汐汲坂の途中に出る。
IMG_2332
汐汲坂(表参道)
潮見台地に住んでいた縄文人が海まで下り、
海水を汲んで坂道を上って塩にしていたことからついた坂名とか。
IMG_2334
坂下(南)方向
IMG_2335
坂上のスダジイの大木(説明板
IMG_2337
森浅間神社
IMG_2339
北参道の南向坂を下る。
IMG_2343
朝日不動滝(説明板
期待はしていなかったが、まあ、こんなものだろう。
「男はつらいよ」の寅さんの名セリフ?
「チョロチョロ流れるお茶の水、粋な姉ちゃん・・・」なんて感じだ。
昔は修験者の修行の場だったというが、
台地の開発で湧出量は激減したそうだ。
IMG_2346
プリンス坂を上る。
IMG_2348
北方向に上って曲がり、西方向に上る長い坂。
横須賀市の地獄坂にちょっと似ているか。
旧横浜プリンスホテルへ上る坂で、
ホテル跡地に建てたマンション敷地には
東伏見宮邦英伯爵の別邸が「貴賓館」として保存されている。
坂上の磯子台バス停から下って、笹堀バス停の手前で右に入る。
IMG_2358
岡村富士見坂
何度も曲がりながら岡村公園に上るので七曲り坂とも呼ぶようだ。
IMG_2359
七曲りをショートカットする石段坂
IMG_2365
岡本富士見坂バス停
すぐ先が石段の上
IMG_2367
富士山は見えない。(石段上から)
岡村公園の中の天神道路を通って行く。
IMG_2383
岡村天満宮説明板
IMG_2380
境内社の白笹稲荷社(秦野の白笹稲荷神社の分霊社)
野性味溢れるお狐さんだ。
天神坂を下り、岡村交番前交差地点を右折し、四間道路から東に向かう。

IMG_2389
密蔵院 《地図
IMG_2392
磯子橋から堀割川(下流方向) 《地図
正面は八幡橋、JR根岸線、首都高湾岸線をくぐって
根岸湾に流れて行く。八幡橋の左が八幡橋八幡神社
IMG_2395
八幡橋八幡神社
昔は密蔵院が別当寺だった。
根岸旭台下の小さな稲荷大神社と根岸八幡神社に寄る。《地図
IMG_2402
根岸八幡神社 
IMG_2398
白い手すり沿いに石段坂が根岸旭台へと上って行く。
このあたり一帯は「根岸旧海岸線の森」になっている。
昔は海岸線がこのあたりまで来ていたということか。
IMG_2409
5曲がりで石段上に出た。
根岸旭台公園に寄って一休みし、下って根岸駅に向かう。
IMG_2419
大聖院
後ろの「根岸旧海岸線の森」の上まで上ったのだ。けっこうな高さだ。
門前脇の子育地蔵

坂道散歩




 

2019年3月16日

 足尾銅山と佐倉惣五郎と並ぶ義民・義人の双璧、公害・足尾鉱毒事件を闘った田中正造ゆかりの地を訪ねる。
IMG_2634
母屋
IMG_2593
足尾銅山坑道図(説明板
四方八方に伸びた坑道の総延長は1234km(東京~博多間の距離)
IMG_2592
通洞坑道内。これより先は入れない。
 《地図》あたりの地下
明治18年の開坑で、有木(本山)坑、
小滝坑を結ぶ三大主坑口の中心だった。
IMG_2619
古河橋から渡良瀬川(上流方向)・本山精錬所跡(左端)・
精錬所大煙突(高さ48m・大正8年建設)《地図
IMG_2616
古河橋(説明板
鉱毒ガスやそれによる酸性雨により
足尾町(当時)近辺の山は禿山となった。
植林が進んでいるようだが、元の山肌に戻るのは何時のことやら。
IMG_2624
本山精錬所
昭和31年完成の自熔精錬工場~昭和48年閉山
IMG_2647
雲龍寺 《地図
足尾銅山鉱業停止請願事務所として鉱毒被害民の闘争本部となった。
IMG_2351
雲龍寺そばの渡良瀬川
千人同心日光道⑦』で撮影
IMG_2235
川俣事件衝突の地 《地図
明治33年2月、鉱毒被害民は雲龍寺に集結し請願のため上京する途中、
利根川を渡ろうとしてここ川俣村(現明和町)で弾圧された。
IMG_2238

IMG_2360
田中正造の墓①(左)・救現堂(雲龍寺境内)(説明板
IMG_2629
田中正造の墓②(旧宅の向かい側)(説明板
説明文中の(佐野市郷土博物館
IMG_2639
浄蓮寺(田中(正造)家の菩提寺・旧宅の北側)
正造墓①
田中正造の墓③(佐野厄除大師境内)
日光例幣使街道③』で撮影
正造墓②
石川啄木歌碑
「夕川に葦は枯れたり 血にまどふ民の叫びの など悲しきや」
田中正造の墓」は6つ、7つ?、もっとあるかも。
IMG_2627
草木ダム 《地図
ダム建設計画当時は足尾銅山が採掘を行っていたこともあって、
足尾銅山鉱毒防止も目的としていたという。
IMG_2459
館林城跡土橋門 《地図
すぐ近くに「田中正造記念館」がある。
                                                            『坂道散歩

2019年3月12日

本郷三丁目駅(都営大江戸線)-春日通り--富士浅間神社-本郷中央教会--麟祥院--①切通坂--②天神夫婦坂-湯島天神-③天神女坂-④天神石坂(男坂)-湯島聖天--⑤中坂--⑥実盛坂--⑦ガイ坂--⑧三組坂--霊雲寺--⑨傘谷坂-日本サッカーミュージアム--本郷通り--(江戸富士)--湯島御霊社--⑩横見坂(横根坂)--⑪清水坂--妻恋神社-⑫妻恋坂--⑬立爪坂--⑭新妻恋坂(蔵前橋通り)--⑮樹木谷坂--⑯湯島坂(国道17号・中山道)-神田明神--⑰昌平坂-湯島聖堂-⑱相生坂--聖橋(神田川)-御茶ノ水駅(JR総武線)
 *坂の位置は『東京23区の坂』の「文京区」・「千代田区」で。

      【ル-ト地図

IMG_2221
富士浅間神社 「説明板」 《地図
IMG_2222
本郷中央教会
IMG_2226
麟祥院
周囲に枳殻(カラタチ)の生垣をめぐらせていたので
「枳殻寺」とも呼ばれる。森鷗外の『雁』に「寂しい無縁坂を降りて、
藍染川のお歯黒のような水の流れ込む不忍の池の北側を廻って・・・
広小路、狭い賑やかな仲町を通って湯島天神の社内に這入って、
陰気な橘寺(からたち寺)の角を曲がって帰る。」
ここは東大鉄門前の下宿屋に住む医学生の岡田の散歩道だった。
夏目漱石の『三四郎』にも
「二人はベルツの銅像の前から枳殻寺の横を電車の通りへ出た。」
IMG_2230
春日局
孔(あな)は春日局の「死して後も天下の政道を見守り、
直していかれるよう黄泉から見通せる墓を作って欲しい」
という遺言からの、のぞき孔だそうだ。
IMG_2237
切通坂説明板)から天神夫婦坂の石段を上って湯島天神へ入る。
境内図
IMG_2241
筆塚(泉鏡花)
婦系図』の湯島天神の場に「お蔦、何も言わずに俺と別れてくれ」
「切れるの別れるのって、そんなことは・・・」
♪「湯島の白梅」【YouTube】
IMG_2243
♪青いガス灯 境内を出れば本郷切通し♪(説明板

天神女坂の上から天神石坂(男坂)の石段を下る。
石段下には湯島聖天(心城院)がある。
IMG_2250
中坂(説明板)を上って、実盛坂の坂上に出る。
このあたりは岡場所で置屋、待合いなどが多い盛り場だった。
今はラブホテルも減ったようだ。
IMG_2254
実盛坂(説明板)の絶壁のような石段を下る。
斎藤実盛の居住地で、坂下に実盛塚や首洗い井戸があった
というような話もあるが伝説に過ぎないだろう。

その名に恥じないガイ坂(ゴミ坂)を上って
三組坂説明板)の途中に出て上る。
IMG_2267
霊雲寺
傘谷坂説明板)を下って上り蔵前橋通りに出る。
途中に日本サッカーミュージアムがある。
IMG_2278
湯島御霊社
祭神は崇道天皇、井上皇后、他部親王火雷神、橘逸勢、
吉備大臣文屋宮田丸、藤太夫人の八座だが、
吉備真備と火雷神は何故? 
藤太夫人は俵藤太の夫人なのか?
菅原道真と崇徳上皇が入っていないのも面白いか。
ここの手前の「江戸富士」には長い行列ができていた。
ランチの海鮮丼が人気のようだ。
IMG_2282
横見坂(説明板)を下って蔵前橋通り出る。
別名は「横根坂」(2の意味)で湯島の岡場所で遊び過ぎて、
悪い病気でももらったのだろう。
川柳に「横根坂 さて踏み出しの 悪いとこ」

蔵前橋通りを横切れば樹木谷坂が上っているが後回しだ。
清水坂説明板)を上って途中で右に入る。
途中の右側に古い「清水坂」の石柱が立っている。
IMG_2285
坂下に清水が湧いていたのではない。

IMG_2288
妻恋神社の前から妻恋坂説明板)を下る。
立爪坂を下って蔵前橋通りの新妻恋坂に出る。
(立爪坂の【ル-ト地図】の位置が違っている。
一本左(西)側の坂だ)
樹木谷坂説明板)を上って本郷通り(中山道)の
神田明神前の湯島坂を下る。
湯島聖堂の塀に沿って昌平坂(説明板)を下る。
IMG_2304
昌平坂を下って外堀通りの相生坂にぶつかる。
この坂については『文京区の坂①』で詳述?した。
IMG_2313
相生坂を上ってJR御茶ノ水駅に出た。
神田川対岸(千代田区)の相生坂(淡路坂)
文京区の坂①』に記載。
坂は多いが呆気ない『坂道散歩』だった。





阿佐ヶ谷駅(JR総武線)・・・西蓮寺・・・杉並区役所・・・(青梅街道)・・・須賀神社・・・成宗弁財天社・・・田端神社・・・西田端橋(善福寺川)・・・中道寺・・・不動堂・・・西福寺・・・(五日市街道)・・・(井ノ頭通り)・・・(人見街道)・・・高井戸東遺跡・・・(京王井の頭線)・・・佃橋(神田川)・・・吉祥院・・・第六天神社・・・(中央自動車道)・・・青面金剛庚申塔・・・医王寺・・・甲州街道・上高井戸宿本陣跡あたり・・・長泉寺・・・芦花公園駅(京王線)

       【地図

西連寺2
西蓮寺
昭和2年に開創、戦後に法寿山西蓮寺と号した浄土真宗本願寺派の寺。

杉並区役所の所で青梅街道を横切る。
須賀神社
須賀神社 
成宗弁天
成宗弁財天社
田端神社
田端神社 

西田端橋(善福寺川)を渡る。
成宗弁天
中道寺鐘楼門
鐘楼と山門とを兼ねている。
不動堂
不動堂(荻窪2丁目)
「南無妙法蓮華経不動明王 上荻久保村別当仲道寺」
と刻まれた高さ6尺(約1.8m)の石塔が納められているそうだ。
西福寺
西福寺
清水山妙成就院と号する真宗大谷派の寺。
創建年代は不詳だが、平成20年に設立登記された。

南に五日市街道→井ノ頭通り→人見街道を横切る。

神田川の北岸、高井戸地域区民センターの所が「高井戸東遺跡

京王井の頭線、佃橋(神田川)を渡る。
西福寺
吉祥院
象頭山遍照寺と号する天台宗の寺院で、本尊は不動明王坐像。
第六天神社
第六天神社
狛犬
狛犬(明和8年(1771))

中央自動車道を越える。
青面庚申塔
青面金剛庚申塔(宝暦4年(1754))
医王寺
医王寺
本堂は西向きで、別名「西向き薬師」ともいわれる。
江戸時代以降、本尊の薬師如来像が眼病平癒に良く効くとされ、
「おめだま薬師」と親しまれてきた。さすが「医王」寺か。

甲州街道に出る。環八通りとの交差点の北東角が上高井戸宿本陣跡 
斜め左に旧道に入る。
長泉寺
長泉寺
板絵着色西国巡礼図」(杉並区文化財)
上高井戸宿の本陣「武蔵屋」(並木氏)の墓がある。

杉並区散歩①

富士見坂(荒川)

①富士見坂(荒川区)    

 

1

荒川区

富士見坂 

2

大田区

富士見坂

3

大田区

富士見坂

4

北区

富士見坂

5

渋谷区

新富士坂

6

千代田区

富士見坂

7

千代田区

富士見坂

8

千代田区

富士見坂

9

豊島区

富士見坂

10

文京区

富士見坂

11

文京区

富士見坂

12

港区

新富士見坂

13

港区

富士見坂

14

目黒区

富士見坂

15

目黒区

富士見坂

16

足立区

ふじみ坂

        (東京『23区の坂』)
 

↑このページのトップヘ